車体本体の塗装に入る前に帯や屋根などを再度養生し直し、塗料がかからないように保護します。
その後、旧南海車両で使用された塗料と同色になるように調合された「オリエンタルグリーン」をガンを使用しムラなく塗装をしていきます。
窓枠、ドア周りなど、塗装しにくい箇所を先に吹き付けた後、全体に塗装を施していきます。
本来、塗装作業には適さない野外での作業の為、天候、特に風によるホコリなどのゴミの付着には最新の注意を払いながらの作業となりました。
無事に塗装完了。
完成記念に弊社から銚子電鉄様に寄贈するオリジナルヘッドマークのデザインを考えながら下地の状態のヘッドマークをかけてイメージしてみました。
作業前の早朝に撮影したので、朝日に照らされ車両が光輝いており、リニューアルされ命を再び吹き込まれ、よみがえったその姿は、まさに希望そのもので元気をもらえた気がしました。
月刊とれいん(2024年5月号-No.593)P.11に施工業者として弊社の名前が掲載されました。